受託研究開発、微生物検査
製品及び環境の微生物(細菌、ウイルス)検査、受託研究開発、化粧品開発 を行います。


受託研究開発部門=開発、製造する薬品等による殺菌効果や消臭効果を判定するために、微生物を使用して有効性の判定試験や保存効力試験、抗菌性試験を行います。
またウイルス不活化試験も開始し、空間除菌効果も環境試験室内で測定致します。(所有ウイルス=インフルエンザA、ネコ・カリシウイルス、ヒト・コロナウイルス、RSウイルス、風疹ウイルス))
生化学的機器分析(受託試験)
化粧品、医薬品等の成分や製品の生化学的分析を行います。
電気泳動分析(1D-SDS-PAGE、及び2D-PAGE)

(1D-SDS-PAGE);抽出したたんぱく質を分子量に従って分離します。

(2D-PAGE);抽出したタンパク質を1次元目は等電点による分離を行い、2次元目には分子量によって分離します。
HPLC分析(高速液体クロマトグラム分析;ゲルろ過、逆相、アフィニティ)

たんぱく質、有機化合物等をゲルろ過や、逆相カラムを使用して分離、精製します。
ゲルろ過;たんぱく質の分子量によって分離します。
逆相クロマトグラム;極性の低い充填剤に、極性の高い溶媒(アセトニトリル等)を使用してたんぱく質の極性によって分離します。
順相クロマトグラム;極性の高い充填剤に、極性の低い溶媒(ヘキサン等)を使用してたんぱく質の極性によって分離します。
アフィニティクロマトグラム;試料中の成分に特異的に結合する充填剤を使用し、結合を弱める移動相で目的とする成分を分離します。

微生物を利用した試験・研究開発
BSL2(バイオセーフティレベル2)試験室を設置しています。
人に感染し発症する可能性のあるBSL2(バイオセーフティレベル2)に規定された微生物を使用できます。

ヒトや動物に感染し病原性を示す微生物(例えば、サルモネラ、緑膿菌、カンピロバクター、カンジダ、インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス 等々)を用いて試験を実施できます。

抗菌剤と反応させる混合試験、ディスク拡散法、抗菌処理済み検体を用いた試験、付着菌に対する抗菌活性試験、浮遊細菌に対する抗菌活性試験、石炭酸係数の算出法、保存効力試験、無菌試験、検出された微生物の種・属を同定する菌叢解析、等々の微生物制御試験を行います。

ウイルスを環境試験室内の空間に噴霧し、抗ウイルス剤を噴霧することによってどれだけ空中のウイルスが不活化されたか等の感染性試験を実施することのできる設備を設置しています。
抗菌活性試験(混合試験)を実施します。
試験検体(抗菌性物質)と微生物を反応させ、一定時間後に検体を培地に塗抹して生存する微生物数を測定し、試験検体の抗菌活性の強さを調べます。
準拠する規格例;
JIS R 1702(ISO27447対応) 光触媒抗菌加工材料の抗菌性試験方法(固体の抗菌活性試験)(フィルム密着法=黄色ブドウ球菌、大腸菌)(ガラス密着法=黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌)
JIS R 1752(ISO17094対応)可視光応答型光触媒抗菌加工製品の抗菌性試験方法・抗菌効果
JIS L 1902(ISO20743対応) 繊維製品 抗菌性試験(繊維の抗菌活性試験)
JIS Z 2801 (ISO22196対応) 抗菌加工製品(プラスチック)抗菌性試験方法(固体の抗菌活性試験)
JIS B 8701 次亜塩素酸水生成装置(液体の抗菌活性試験)
抗菌活性試験(阻止円)(ディスク拡散法)を実施します。
寒天培地の表面に微生物を塗抹しておき、抗菌物質(試験検体)を滴下したり、塗布したろ紙を設置すると、微生物が生育しない場所が円形状に現れます。微生物の発育が無い範囲の直径を測り比較することによって、様々な抗菌物質の、特定の微生物に対する抗菌性の強さを比較することができます。または特定の抗菌物質の、様々な微生物に対する抗菌性の強さを比較することができます。
準拠する規格例;
JIS L 1902(ISO20743対応)繊維製品 抗菌性試験(繊維の抗菌活性試験)
JIS Z 2801 (ISO22196対応) 抗菌加工製品(プラスチック)抗菌性試験方法(固体の抗菌活性試験)
抗菌活性試験(抗菌処理済み検体を用いた試験)を実施します。
抗菌処理した板状や布状、繊維状の検体に微生物を滴下し、一定時間反応させた後、微生物を回収して微生物数を比較します。減少する微生物数から抗菌処理物質の抗菌活性の強さを調べることができます。
準拠する規格例;
JIS L 1902(ISO20743対応)繊維製品 抗菌性試験(繊維の抗菌活性試験)
JIS Z 2801 (ISO22196対応) 抗菌加工製品(プラスチック)抗菌性試験方法(固体の抗菌活性試験)
抗菌活性試験(石炭酸係数の算出法)を実施します。
抗菌物質の濃度を数種類変動させ、微生物との反応時間も数点変動させ、濃度と反応時間を組み合わせた混合培養を行います。抗菌物質の濃度と反応時間の関係を求めることができ、抗菌剤の即効性/持続性を判定することができます。

保存効力試験を実施します。
医薬品等に5種類の微生物(大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、カンジダ(酵母)、クロコウジカビ(カビ))を滴下して一定時間(2週間、4週間)保存した後の微生物数を計測します。被検医薬品等に微生物汚染が起きた時の微生物制御ができる効果を調べる方法です。
準拠する規格例;
日本薬局方 参考情報G4 保存効力試験
米国薬局方(USP)
欧州薬局方(EP)
ISO11930(追補1-化粧品-微生物学-化粧品製品の微生物防御の評価)
無菌試験を実施します。
無菌製造された医薬品(注射剤、点眼剤、透析液等)や、医療機器等に微生物汚染があるかどうかを判定する試験方法です。試験方法は直接法(検体を直接培地に接種して微生物の有無を判定します)と、メンブレンフィルター法(液体の検体又は検体の洗浄液をメンブレンフィルターでろ過し、そのフィルターを培地に接種して培養する方法)の2種類が規定されています。培養期間2週間。
準拠する規格例;
日本薬局方一般試験法 4.06無菌試験法
ISO 11737-2 一般試験法 無菌試験
JIS T 11737-1:2013 (ISO 11737-1:2006) 医療機器の滅菌−微生物学的方法
バイオバーデン試験を実施します。
製品(医薬品、医療機器、食品、化粧品等)や製造工程における微生物汚染レベルを評価する試験方法です。コントロールとして微生物を滴下した検体を用いて回収率を算定します。
培地浸漬法=検体を寒天培地に埋設し発生するコロニーを測定する方法
洗い出し法=検体を培地、洗浄液で洗い、付着している微生物を洗い出し、フィルターでろ過後にコロニー数を測定する方法
準拠する規格例;
日本薬局方 一般試験法 4.05微生物限度試験法
ISO11737-1:2013 (ISO 11737-1:2006) 医療機器の滅菌−微生物学的方法
新規抗菌剤、抗ウイルス剤の設計、探索、開発を実施します。
既存の抗菌剤は使用を続けると薬剤耐性菌が発生、増加する危険性が大きいため新規の抗菌剤を開発する必要性は非常に高いのが現状です。
当社は主に界面活性剤を中心とした抗菌活性データーベースを独自に構築しました。(現在も新規データーを追加中)
そのデーターベースを基にして、抗菌活性が期待される物質の構造と比較しながら新たな抗菌活性物質を設計、探索、開発する方法論を構築いたしました(in Silico)。
(1)目的とする抗菌活性に合わせた新規抗菌物質の探索が可能です。
(2)開発された新規の抗菌剤の抗菌活性を測定し、有効な範囲、濃度等を決定することができます。
抗菌活性試験(付着菌に対する抗菌活性試験)を実施します。
培地又は布等に微生物を滴下して試験空間(当社の環境試験室は1m3、及び23m3)に設置し、抗菌剤を散布、又は空気清浄機等を作動させた後、培地又は布等の微生物を回収して抗菌活性を測定します。(接触感染)
準拠する規格例;JEM_1467(150325)日本電機工業会 家庭用空気清浄機

抗菌活性試験(浮遊細菌に対する抗菌活性試験)を実施します。
細菌を試験空間(当社の環境試験室は1m3、及び23m3)の中に霧状又はガス状に散布した後、抗菌薬剤を散布、又は空気清浄機等を作動させます。一定時間後に空中に浮遊している細菌を吸引回収し、細菌の残存数を測定して、散布薬剤の抗菌活性を判定します。(空気感染、飛沫感染)
準拠する規格例;JEM_1467(150325)日本電機工業会 家庭用空気清浄機

ウイルス試験(BSL2試験室)
ウイルス不活化試験(抗ウイルス剤の活性測定)を実施します。
抗ウイルス性物質とウイルスを反応させた後、宿主細胞にウイルスを感染させ、一定時間後の宿主細胞の死滅率を測定して、ウイルス不活化の強さを調べます。(液-液、液-固体の反応)
準拠する規格例;ISO 21702 プラスチック及びその他の非多孔質表面の抗ウイルス活性の測定
ウイルス散布試験(浮遊ウイルスに対する抗ウイルス活性試験)を実施します。
ウイルスを試験空間(1m3、又は23m3)の中に霧状又はガス状に散布した後、抗ウイルス薬剤を散布、又は空気清浄機等を作動させます。一定時間後に空中に浮遊しているウイルスを吸引回収し、ウイルスが宿主細胞に感染する割合を測定して、散布薬剤の抗ウイルス性を判定します。(空気感染、飛沫感染)(液-気体の反応)
準拠する規格例;JEMA日本電機工業会 空気清浄機のフィルターに捕捉したウイルスに対する抑制性能評価試験方法

付着ウイルスに対する抗ウイルス活性試験を実施します。
培地又は布等にウイルスを滴下して試験空間(1m3、又は23m3)に設置し、抗ウイルス剤を散布、又は空気清浄機等を作動させた後、培地又は布等のウイルスを回収して抗ウイルス活性を測定します。(接触感染)(液-気体の反応)
準拠する規格例;JEMA日本電機工業会 空気清浄機のフィルターに捕捉したウイルスに対する抑制性能評価試験方法

新規抗ウイルス剤の開発、探索を実施します。
試験検体(抗ウイルス性物質)とウイルスを反応させ、一定時間後にウイルスを宿主細胞に感染させ、生存するウイルスを測定し、試験検体の抗ウイルス活性の強さを調べます。
使用可能なウイルス種=インフルエンザAウイルス(H1N1、H3N2)、 ネコ・カリシウイルス、 ヒト・コロナウイルス、 RSウイルス、 風疹ウイルス
準拠する規格例;
JIS R 1706(ISO18061対応)光触媒材料の抗ウイルス性試験方法―バクテリオファージQβを用いる方法
JIS R 1756(ISO18071対応)可視光応答型光触媒の抗ウイルス性試験方法―バクテリオファージQβを用いる方法
JIS L 1922(ISO18184対応)繊維製品 抗ウイルス試験方法(繊維の抗ウイルス活性試験)
ISO 21702 プラスチック及びその他の非多孔質表面の抗ウイルス活性の測定(固体の抗ウイルス活性試験)
安全性試験(受託試験)
安全性試験(皮膚刺激性試験 OECD TG439)を実施します。
培養表皮細胞に試験検体を接触させます。一定時間後に細胞を染色し、生きている細胞の数を測定します。生細胞の数から細胞が受けた損傷度合いを推定し、試験検体の皮膚に対する刺激性を判定します。
準拠する規格例;皮膚刺激性試験 OECD TG439
安全性試験(皮膚感作性試験 OECD TG442C)を実施します。
試験物質(感作性物質)と合成ペプチド(NAC、及びNAL)とを混合し、試験物質とペプチドの結合性を評価することにより、皮膚に対する刺激性を判定します。(in Chemico)
NAC:N-(2-(1-ナフチル)アセチル)-L-システイン(N-(2-(1-naphthyl)acetyl)-L-cysteine)
NAL:α-N-(2-(1-ナフチル)アセチル)-L-リジン(α-N-(2-(1-naphthyl)acetyl)-L-lysine
準拠する規格例;皮膚感作性試験 OECD TG442C
安全性試験(復帰突然変異試験 OECD TG471)を実施します。
試験菌株(アミノ酸要求性のサルモネラ菌及び大腸菌)の持つ突然変異が復帰して必須アミノ酸を合成する機能的な能力を回復した突然変異を検出する方法。
準拠する規格例;復帰突然変異試験 OECD TG471(Ames試験)
構造活性相関解析(in Silico)を実施します。
化学物質をその化学構造と抗菌活性から、生体に対する毒性を予測します。当社では特に界面活性剤が大腸菌に対する抗菌活性に関するデーターを集積しております。(in Silico)
株式会社メイプルバイオラボラトリーズ

株式会社メイプルバイオラボラトリーズ
千葉県白井市平塚2802-1
電話;04-7100-0001
e-mail;inquiry@maple-biolab.jp
